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Office 365、SharePoint Online、Power BI などなどのメモ

Power BI のアプリへ埋め込む件とPBIEに関する補足

前回のPower BI 勉強会 #09 Dev部屋で実施したQAコーナーで「Power BI をアプリに埋め込んでいる仕組みが実はAPIで、Power BI Embedded(またはPower BI Premium)は領域(スペース)のイメージ、というのがよく理解できない」(意訳)という質問がありました。

 

その現場で、補足資料を急いで作成してお答えしたんですが「公開していなかったな」と思いだしたので、少し間が空いてしまいましたがコチラに補足情報としてUpしておきます。

 

なお、細かな点は省いて「こういうイメージですよ」という点をお伝えすることに注力した説明となります。なので、伝わりにくい・間違いじゃない?等がありましたら、コメントやDM等でご指摘いただけると幸いです。

 

0.アプリ埋め込みはAPI利用

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いきなりアプリ埋め込みの概要から入ります。

 ・Webアプリへの埋め込みはAPIを利用すれば可能

 ・「利用者=提供される側」のライセンス状況で見える/見えないがわかれる

Power BI レポートを単純にWebアプリ等へ埋め込むだけであればiFrameによる埋め込み等で簡単に実現できてしまいます。その”埋め込まれた画面”を表示する際の利用者側に、Power BI Pro のライセンス有無や専用領域の有無が影響を与える、という感じです。

 

1.Power BI Embedded を利用した際の動作イメージ

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Power BI Embedded(以降、PBIE) は Azure 上に存在する仕組みです。Power BI Service へ発行されたレポートをアプリに埋め込んだ際、その「発行されたレポートが所属するワークグループに専用領域として割り当てられている」と、利用者がアプリに埋め込まれたPower BI レポート等をProライセンスを必要とせず閲覧できる、という状態になります。

 

2.Power BI Embedded を利用しなかった場合のイメージ

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Power BI Service で共有する・しないと同等の動きになります。つまり、アプリ閲覧者側でProライセンスを保有してない、または共有されていない相手は閲覧することができません。ただし、Webに公開=誰でもみれる、の場合はその限りではないです。

 

■総括

PBIEは最安値でも1ヶ月フルに利用すると約8万円のランニングコストが必要になります。アプリケーションが完成し、公開する直前に専用領域を付与して動作確認をすれば良い(=ギリギリまでPBIEの課金が発生しないように進捗できる)なんて場合もあるかと思います。

開発時にランニングコストを多くかけても勿体無いですよね。なので「自分がやりたいコト・目的は何か?」を把握されたうえで、適切な対応・判断をいただけると幸せになれるかもしれません。もちろん、その他要因も把握したうえで複合的な視点が必要になるかとは思いますが、ひとつの判断基準として捉えていただければ、です。

 

※2018年9月中頃時点の情報となります